(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
憧れが幻滅に?
こうした夫婦が結婚前からお互いのことを知っていれば、そもそも結婚には至らなかったかもしれません。
最初は、彼女は彼を「やさしい」、彼は彼女を「しっかりした人」と、美しい誤解をしていたのでしょうか。
しかし、現実に生活が始まってみると、実はそうではなくて、妻は夫を「頼りなくて無責任」と思い、夫は妻を「わがままで、自己中心的」と気づき、妻は顔を合わせれば夫を怒鳴りつけ、夫は家に帰るのが苦痛になる羽目となったのかもしれませんね。
「相手のために生きる」ことが大切
「モラハラ妻」と言うと結婚相手の女性の性格に問題があるように思えます。
セクハラ、パワハラ、マタハラなどと同様、モラハラも、ハラスメントする側に問題性のある言葉ですが、共通しているのは対等な間柄ではないところに起こる不合理な扱いだということです。
しかし、「 帰宅恐怖症 」は対等なはずの「夫婦」に起こっているわけですから、女性(妻)だけが、男性(夫)だけが変われば問題が解決するというより、原因は夫婦双方にあるとして、夫婦関係をもういちど一緒考え直し、つくり直すことが大切ではないでしょうか。
スポンサーリンク