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こんな症状が続いているときは
次の症状が続いている場合には、胃潰瘍や胃がんの可能性があり、注意が必要です。
・みぞおちから左にかけての鈍い痛み
・背中の痛み
・空腹時ではなく食事中や食後の胃痛
・胃もたれ
・嘔気・嘔吐
・胸やけ
・すっぱいげっぷ
・食欲不振や体重減少
・吐血
・下血(「タール便」といわれる黒色便や暗赤色~黒色便が出る)
胃潰瘍から胃穿孔が起こる期間は、数時間~数週間といわれています。また胃がんの場合でも、胃穿孔は、胃がんがかなり進行してから起こるといわれています。
どちらの場合も突如胃穿孔が起こるわけではありません。症状がある場合でも早期に対処することで、未然に防ぐことができます。
穴が開いたらどんな症状が出る?
胃壁が傷ついて穴が開く前にはじわじわと出血があるため、腹痛のほかに下痢や嘔吐などの消化器症状がでます。また、穴が開いて時間が経過するとともに、激しい腹痛や発熱、呼吸困難、血圧低下などのショック症状を起こす可能性があります。
胃に穴が開き、胃内容物が腹腔内に少しでも漏れると、腹膜炎や感染症を引き起こす原因になります。急性腹膜炎では、緊急手術を行う必要もあり、すぐに病院に相談しましょう。
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