初期症状が風邪に似ている「ギランバレー症候群」とは

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初期症状が風邪に似ている「ギランバレー症候群」とは

公開日時

 
執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)

 
 
世の中には数多くの病気がありますが、「ギランバレー症候群」をご存知でしょうか。
 
ギランバレー症候群は、10万人に1~2人の発症数で「特定疾患」に指定されています。老若男女問わずかかる病気のひとつで、風邪の症状と似ているためなかなか気づきにくい傾向があります。
 
今回はそんなギランバレー症候群の原因や症状、治療法などについて詳しく解説いたします。
 

 

 ギランバレー症候群の症状は?

 

ギランバレー症候群は、自己免疫疾患の一種です。
 
年齢や性差問わず誰にでも起こりうる病気ですが、特に男性やお年寄りの発症例が多いといわれています。初期症状には次のようなものが現れます。

 

・喉の痛み
・微熱
・手足のしびれ
・顔の筋肉に力が入らない
・食事が飲み込みにくい
・呂律がまわらない
・高血圧・低血圧・不整脈

 

ギランバレー症候群は風邪の症状に似ているため、気づかれないことも多いそう。
 
特に50%の患者に顔面の筋力の低下がみられ「しゃべりにくい」「飲み込みにくい」といった症状が出るケースが多いのが特徴です。
 
また、筋力の低下により歩行が困難になることも。食べることや話すこと、また歩くことなど、日常的な活動に支障がでてしまいます。

 
 

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