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執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
原因がよくわからない日常的な偏頭痛に悩まされていませんか?
近頃、頭痛を訴える人が増えています。
頭痛にもこめかみが痛んだり、後頭部が痛んだり、とさまざまな種類があります。
ここでは痛みに特徴のある「群発頭痛」についてご紹介します。特に目の奥が痛い頭痛を感じている人は要注意です。
詳しく見ていきましょう。
夜中や朝方に多い「群発頭痛」
目の奥が痛い頭痛の場合、いくつかの種類がありますが、代表的なものは「群発頭痛」です。
群発頭痛は夜中や朝方などに起こることが多く、決まった時間に発作が起きます。発作はだいたい15分~3時間ほどですが、なかには3か月続く人もいます。
群発頭痛を引き起こす人は20~30代の男性に多く、群発地震のようにひっきりなしに頭痛が起こるため、この名称がつきました。1000人に1人の割合で発症し、発生頻度が低いこともあり診断されるまで数年かかることもあります。
頭痛以外の症状は次の通りです。
・痛くなる方の目が真っ赤に充血する
・涙が出る
・まぶたが腫れる
・鼻が詰まる
・鼻水が出る
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