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緊張型頭痛はどうして起こる?
緊張型頭痛は、身体的・精神的ストレスが原因となって起こると考えられています。
身体的ストレス
・長時間にわたる運転
・長時間にわたるデスクワーク
・合わない寝具で睡眠する
長時間同じ姿勢を続けることで首すじから肩にかけての筋肉が収縮し、かたくなって頭痛を誘発します。
精神的ストレス
・仕事上でのプレッシャーが大きい
・人間関係にストレスがある
・家庭内にトラブルがある
プレッシャーを受けるなどのストレスにより、神経や筋肉の緊張を高め頭痛を引き起こします。また、神経の緊張が続くと脳に備わる痛みのコントロール機能が働かなくなり、筋肉が緊張しなくても頭痛が起こるようになってしまいます。
自己診断での薬の服用は薬物乱用になることも
緊張型頭痛を予防するためには、心身のストレスを解消することが大切です。
またウォーキングやストレッチなどを習慣化する必要があります。仕事でやむを得ず長時間同じ体勢でいるときは、こまめに休憩をとり、両手をあげたり背筋を伸ばしたりするなどのストレッチを行う必要があります。
頭痛が起きたときに自分で鎮痛剤を服用していくと、量が増えていく危険性があります。
薬物を過剰に摂取することで頭痛を引き起こす「薬物乱用頭痛」になってしまうことのないよう、専門家に相談しましょう。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
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