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糖尿病に前兆はある? 原因や予防法をご紹介

公開日時

 
執筆:桜 イクミ(管理栄養士)
医療監修:株式会社とらうべ
 
 

生活習慣病のひとつである糖尿病。
 
糖尿病には合併症のリスクもあることから、注意したい病気のひとつでもあります。
 
はたしてどのような症状が出たら気をつけなければいけないのか、糖尿病の前兆について詳しく解説していきましょう。

 

 

糖尿病ってどんな病気?

 
糖尿病は糖が身体でうまく使われない病気で、いわゆる血糖値が高い(血液の中の糖が多い)状態が続きます。
 
血糖は、血液中のブドウ糖のことです。
 
ブドウ糖は、身体の細胞でエネルギーを作ります。このエネルギーを使って生命活動を続けるために、身体は常に血糖値を調節しています。血糖値を調整する役割が、インスリンです。
 
たとえば食事をとることで、血液中の糖の量が増え、一時的に血糖値が上がります。すると、血糖値を下げるためにすい臓からインスリンが分泌されます。
 
このように、健康であれば、血糖値は一定の値に保たれます。
 
糖尿病は1型、2型、特定の疾患によるものに分かれます。
 
そのうち、生活習慣病といわれる糖尿病は2型のことです。2型糖尿病はインスリンの分泌が減ることや、働きが悪くなることが原因で起こります。
 
この病気は遺伝的要因もありますが、肥満、食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどの生活習慣などの要因が加わることで発症します。そして、血糖値が高い状態が長年続くことによって、合併症にもつながります。

 
今回は、この2型糖尿病についてお話しましょう。
 

診断基準

糖尿病の自覚がなく、健康診断で指摘されるというケースはよくあります。健康診断での血液検査や尿検査の基準を知って、自分自身の数値を把握しておくとよいでしょう。

 
1.空腹時血糖値
採血当日の朝食をとらずに血糖値を測定します。早朝空腹時血糖値126mg/dl以上で基準を超えていると判定されます。
 
1回では糖尿病と診断はされないため、もう一度検査が必要です。糖尿病の境界型で、精密検査や生活習慣改善が必要な数値は110~125mg/dlとなっています。
 
また、100~109mg/dlは保健指導などの対象で、生活習慣の改善が必要になります。
 
 
2.HbA1c
過去1~2か月の推定平均血糖値をあらわすものです。国際基準値(NGSP値)の場合、数値によって次のように判断されます。

 

6.5%以上

糖尿病と判定します。
 

6.0~6.4%

境界型と判定され、精密検査や生活習慣改善が必要になります。
 

5.6~5.9%

保健指導などの対象で、生活習慣の改善が必要になります。
 
 
3.尿糖
腎臓は糖の量が多いと、尿と糖を一緒に出します。尿検査で、尿糖がプラスになると糖尿病の可能性があり、さらに精密検査が必要になります。
 

 

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