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執筆:井澤佑治(コラムニスト)
監修:岡本良平 医師(東京医科歯科大学名誉教授)
2010年にIOC(国際オリンピック委員会)とWHO(世界保健機関)が「タバコのない五輪」を目指す協定に調印したことを受け、2020年の開催地となる東京でも喫煙規制の条例が議論されているようです。
もはや世界的に「タバコ=悪」という図式が定着しつつある感じもしますが、ここで「 タバコがカラダに悪い理由 」について、もう一度考えてみたいと思います。
タバコがカラダに悪い理由 ニコチンは猛毒?
タバコの害について問題にされることが多い「ニコチン」。
たしかにニコチンは、かつては害虫やネズミの駆除にも多く用いられており、幼児が誤ってタバコを食べてしまった場合などは、ニコチン中毒によって命に関わる事故になる危険もあるといわれています。
WHOは「ニコチンの強い依存性」についても指摘していますが、タバコの精神的・身体的な依存性についてはさまざまな意見があり、一概に「タバコには麻薬なみの依存性がある」とは断定できないようです。
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