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執筆:井上 愛子(助産師)
監修:岡本良平医師(東京医科歯科大学名誉教授)
授乳疲れ のお母さんは多いと思います。
毎日数時間おきに、同じ体勢で子どもを抱っこして授乳しなければなりません。「母乳を飲んでいるが足りているだろうか」「便や尿が、今日はちゃんと出たかしら」「寝ている間に具合が悪くなっていないか」「吐いていないか」などなど、たえず赤ちゃんに気を使い、神経を使っています。
また、夜間の授乳もありますので常に睡眠不足です。そして、授乳ではかなりのカロリーを消費しますからなおのこと、疲れやすくなっています。自分の生活をふりかえり、「授乳疲れ」の改善方法を考えてみましょう。
その疲れ、貧血が原因かも
妊娠中から出産後、貧血を指摘されていませんか?
通常、出産施設では貧血の検査を行っていて、程度が強い場合は薬が処方されています。しかし、中には薬の副作用の便秘が嫌で、自己判断をして途中で内服を中断してしまう人もいるようです。
途中で止めてしまうと貧血がしっかり回復せず、疲れやすかったり、立ちくらみがしたりするなどの症状が出てしまいます。
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