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女性の体は、出産のとき、産道を赤ちゃんが通りやすいように、骨盤がゆるむようにできています。出産後は、女性ホルモンが通常の働きに戻りますから、骨盤も数か月かけてゆっくりと元に戻ります。
しかし、妊娠と出産によって、体を支える下半身の筋肉や靭帯も強くダメージを受けています。さらに産後、授乳の際などに横座りをしたり、椅子で足を組んだりすることでゆがんでしまいます。家事や育児などで無理な姿勢を続けると、骨盤がゆがんだまま固定され、なかなか正常な位置に戻らない場合もあります。結果的に慢性的な腰痛になってしまう人が多いのです。
また、日々大きくなる赤ちゃんを抱っこしているので、腕のハリや肩こりが慢性化してくるママも大勢います。毎日の生活でなるべくよい姿勢を心掛けるとともに、筋肉を鍛えてしっかり体を支えるようにしていきたいですね。
正しい姿勢とは
まず壁に背を向けて立ってみましょう。かかとを壁につけて90度に足先を開きます。壁に背中をつけたときに、ウエスト辺りに手を入れてみるとどんな感じでしょうか?
手がゆるゆるに入る人は、骨盤が前に倒れた状態、手が入りにくい人は、骨盤が後ろに倒れています。
自分のからだの癖を知りましょう。
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