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腸もみ : 小腸を押してほぐすエクササイズ
つづいて、小腸の部分をほぐしていきます。体内で最大の免疫システムがあることから、小腸の状態は花粉症などのアレルギーにも関係しているといわれています。
お腹を指先で押してみると、かなりの硬さを感じる箇所があるかもしれません。そういった部分は特に丁寧にもみほぐすとよいでしょう。
1.あお向けに寝る
2.おへそから指3本ぶん上の場所に、両手の指先をあてる
3.息を吐きながら、指先をグーッとお腹に押しこんでいく
4.そのまま時計回りに、おへそから指3本ぶん外側を押していく
(3周ぐらい)
5.硬くなっているところを、もういちど丁寧に指先でもみほぐす
上記のエクササイズをするときは、「鼻から吸って、口から吐く」腹式呼吸を意識しておこなってください。息をとめておこなったり、力まかせにグイグイ押したりしないように注意しましょう。
また「 腸もみ 」とあわせて、発酵食品や繊維質を多く含む食品を摂るようにするなど、食生活の改善もおこなうと効果的です。
自分のカラダと相談しながら、心地よい強さで押したりもんだりを繰り返してみてくださいね。
注意)男性は、とくに力任せにもんでしまいがちですので、力加減には十分に気を付けて行ってください。
監修:岡本良平医師(東京医科歯科大学名誉教授)
井澤佑治(いざわ・ゆうじ)コラムニスト
舞踏家/ダンサーとしての国内外での活動を経て、健康法・身体技法の研究、高齢者への体操指導、さまざまな障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などに携わる。
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