~ うどんの健康的な食べ方 ~気になる塩分、咀嚼 太らない?

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ここでは うどんの健康的な食べ方 についてご紹介します。
うどんは、早い、安い、美味しい、食べやすいと、その人気は給食からビジネスマンのランチまで、老若男女問わず人気があります。
また、病み上がりに食べるメニューとして、消化の良さもよく知られています。今回はそんな、うどんの健康的な食べ方をご紹介します。食卓を担う奥さまもビジネスマンも必見です!

 

うどんの健康的な食べ方 ・・・うどんの栄養価の特徴

エネルギー源になりやすい
ご飯と同様に、素早くエネルギー源になる糖質が主成分のうどん。食物繊維が多く含まれる蕎麦や油が含まれるそうめんや中華麺、卵が含まれるパスタといったほかの麺類と比べても、消化が良く、エネルギー源となりやすいのが特徴です。集中力を高めたい時、運動前、病気の時などに最適です。
糖質に偏りやすい
うどん自体が糖質メインであること、おにぎりやいなり、かやくごはん、丼、天ぷらなどが合わせられることなど、その食べ方の傾向としては糖質に偏りやすいのは要注意です。
うどん県と宣言された香川県は、2011年「県民健康・栄養調査」によると、成人男性の40.5%が糖尿病の有病者またはその予備群とわかりました。全国ワースト2位、2008年はワースト1位なのです。糖尿病人口が多い原因のひとつとして、「うどん」が指摘されています。統計によると、香川県のうどん消費量は全国平均の2倍以上。主食ではなく食事のうちの一品として、また、軽食として食べられることも少なくないそうです。

同時に野菜摂取量は、2006~2010年「国民健康・栄養調査」で、男性全国ワースト2位(266g)、女性全国ワースト1位(229g)となっています。うどんは全国的に食べられていることからも、うどん自体が悪いのではなく、食べ方も大きく影響していると言えます。
塩分が多い
成人1日の塩分摂取量の目標は、男性は8g、女性は7gです。うどんは汁を含めて、シンプルなかけうどんだと平均で5g。これに、天ぷらやおにぎり、かやくごはんなど一緒に摂ると2g程追加されます。これだけで1日の目標量に達してしまうのです!
噛むことが減る
噛むことは、代謝を上げてダイエット・消化吸収促進・脳の活性化など、健康な身体を作るのにとても重要です。うどんはのど越しを楽しむものとして、噛まずに飲むことが「粋」であるといわれることも……。
そうでなくても、麺類は自然と噛む回数が減りやすい食べ物です。

 

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