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おせち料理を上手に食べる
おせち料理は、それだけでさまざまな栄養素を摂ることができます。ただし、お正月の間保存が効くように砂糖や塩を多く使うため、糖質と塩分の摂り過ぎになりがちです。
当然ながら、食べ過ぎも禁物ですが、一方で、不足しがちなのは水溶性ビタミン。
特に「ビタミンC」や「葉酸」が不足しています。おやつやデザートに、みかんやイチゴなどフルーツを食べたり、葉物野菜を使ったサラダをプラスしたりするといいでしょう。
おせち料理のポイント
・日本の食文化であるおせちは、縁起物でもあり食や文化を楽しむことができる。
・健康に役立つ和の食材「まごわやさしい(※)」が入っていて、栄養素も優れている。
・好きなものを食べるのではなく、まんべんなくいただくとよい。
・日持ちするように、砂糖や塩分を多く含んでいるので、食べすぎには注意。
※「まごわやさしい」とは…
ま ⇒ 豆(納豆、大豆、豆腐、あずき、黒豆、グリンピース、油揚げ、高野豆腐など))
ご ⇒ ゴマ(アーモンド、ごま、ピーナツ、くるみ、栗、ぎんなん、松の実など)
わ ⇒ わかめ(ひじき、わかめ、のり、昆布、もずくなど)
や ⇒ 野菜(緑黄色野菜、淡色野菜、ほうれん草、トマト、白菜、キャベツ、セロリ、もやしなど)
さ ⇒ 魚(いか、あじ、あさり、いわし、さば、さけ、まぐろ、たこ、えび、かき、しじみなど)
し ⇒ しいたけ(舞たけ、マッシュルーム、しいたけ、しめじ、エリンギ、えのきだけ、なめこなど)
い ⇒ いも(さつまいも、里いも、じゃがいも、山いも、こんにゃくなど)
<執筆者プロフィール>
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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