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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
「乳酸菌」に期待される健康効果から、数多くの関連食品が出回り市場規模は年々拡大しています。
乳酸菌を含む食品の代表格といえばヨーグルトでしょう。
冷蔵庫に常備して毎日食べるという方も多いのでは?
その他にも、清涼飲料、チーズ、漬物、最近はお菓子などにも配合され、各メーカーは乳酸菌の種類や特徴をPRして差別化を図っています。
そのひとつが「動物性」と「植物性」という分類です。
皆さんは両者の違いを意識したことはあるでしょうか。
今回は「乳酸菌」に注目して、詳しく解説していきます。
乳酸菌とはどんな菌?
乳酸菌とは、糖を分解して「乳酸」という物質を作る菌の総称です。
前述のとおり、食品ではヨーグルトやチーズ、漬物などの発酵食品に存在することはよく知られていますが、野菜や果物にも存在します。
乳酸には強い抗菌性があり、食品を腐敗から守る「保存」の役割を務めています。
また、食品にとどまらず、乳酸菌は人や動物の腸、海洋環境など、さまざまな環境下で生育している、とても身近な菌といえます。
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