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5月も後半に入るとすっかり初夏の陽気ですね。
これからますます暑くなり、薄着のシーズンはもうすぐそこです。
そうなるとどうしても気になるのが、体型。お腹まわりや二の腕などにたくわえられた脂肪をなんとかして減らしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
運動をして脂肪を燃焼させることも大事ですが、運動をしてお腹が減ったからといつも以上の量を食べたり間食をしたりしては、元も子もありません。
自分を、いじめないで!
そもそもどうして私たちは脂肪の元である 甘いものや脂っこいもの をつい食べてしまうのでしょうか。私の意思が弱いからだと自分を責めることはありません。
進化心理学の研究によると、現代人は 甘いものや脂っこいもの を好むようにできているのです。
進化心理学とは、私たちの心のしくみや特徴も、体のしくみや大きさなどの特徴と同じように、進化によって形作られてきたものと想定して、心の特徴やそのしくみを明らかにしようとする学問です。言い換えると、私たちの心のしくみは、生存しなるべく多くの子孫を残す上で何か役立つようにできていると考えるのです。
ただし、進化は非常にゆっくり進むものなので、現代の社会でそのまま役立つという意味ではありません。森の中に暮らし、狩猟と採集をしていた、はるか数万年前に役立っていたということに注意してください。
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