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9月3日を「クエン酸の日」ですが、 クエン酸の効果 にはどのようなものがあるのでしょうか?
クエン酸はレモン、梅干し、みかんなどに含まれる酸っぱい成分。疲労回復効果が期待できる栄養素として、スポーツドリンクなどにも用いられています。
クエン酸の効果 :エネルギーを生み出すクエン酸回路
人間の体は約60兆個の細胞からできています。これらの細胞すべてに含まれるミトコンドリアは、クエン酸回路(TCAサイクル)と呼ばれる、エネルギーを作り出す仕組みを持っています。体内に吸収されたブドウ糖は「アセチルコエンザイムエー」というかたちでクエン酸回路に入り、ATPと呼ばれるエネルギーを生み出します。
細胞内のエネルギー工場ともいえるクエン酸回路が上手く働かないと、必要なエネルギーを作り出すことができません。運動などによって、クエン酸回路の働きが低下すると、私たちはそれを「疲労」として実感します。クエン酸を摂取することで、クエン酸回路を活性化させれば、早期の疲労回復と、疲れにくい体づくりにつながります。
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