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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
世界各国の本場グルメが日本でも手軽に食べられるようになりました。
そんな世界の料理から、ここ最近じわじわと広まってきている中東料理に注目したいと思います。
派手さはありませんが、ナチュラルでヘルシーな料理として、海外セレブや美意識の高い方々の支持も集めています。
今回は中東料理の特徴をお手軽レシピ付でご紹介します!
ヘルシーで美味?中東料理の特徴とは
中東は中近東とも呼ばれ、ペルシャ湾と紅海に隣接する広大な区域です。
おもな国としては、トルコ、イラン、イラク、サウジアラビアなどがあります。
なかでも有名なのはトルコ料理。
フランス料理、中国料理と並ぶ世界三大料理のひとつとされています。
そのほか、ペルシャ料理、エジプト料理、イスラエル料理、モロッコ料理、レバノン料理、アラブ料理なども中東料理です。
中東以外にも世界のさまざまな都市にこれらのレストランがあり、よく知られています。
肉や野菜をピタと呼ばれるパンに挟んで食べる「ケバブ」は、日本でもお馴染みですね。
また、ひよこ豆とニンニク、オリーブオイル、練りゴマなどを混ぜてペースト状にした「フムス」や、すり潰したひよこ豆と玉ねぎ、ニンニク、ハーブ類を混ぜて素揚げにした「ファラフェル」、水切りしたヨーグルトに塩を加えてひと晩寝かせて作るチーズのような「ラブネ」なども代表的なメニューです。
中東料理は次のような共通した特徴を持っています。
香り豊かなスパイスやハーブを活用する
ヨーグルトやレモンで酸味を加える
ひよこ豆、レンズ豆など豆類を多く使う
キュウリやナス、トマト、ザクロ、オレンジなど野菜や果物を豊富に使う
主食は米やパンを食べる
肉は羊肉、牛肉、鶏肉がよく食べられる
こうした共通点を持ちつつ、宗教や地域の特性に合わせた料理が食べられています。
また、宗教上の理由から肉の摂取制限がある地域が多いのも特徴のひとつです。
そのため豆を中心としたたんぱく質を美味しく食べる料理が多いことなどから、ベジタリアンを中心に好まれ、ヘルシーな料理として注目され始めているのです。
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