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生理トラブル ：生理前に乳房の痛みや張りがある
生理前に乳房の痛みや張りを感じる人もいるでしょう。乳房には乳腺とよばれる乳汁(母乳)をつくる組織があります(乳房全体の10％くらい、他は脂肪)。
生理前に分泌量が増える黄体ホルモン(プロゲステロン)は乳腺を発達させる働きもあるため、乳腺組織が増えたり、乳腺の血管が拡張します。これが乳房の痛みや張りという症状を起こしているのです。
対処法
この時期は胸を締め付けるような下着や服装を避けましょう。生理周期に合わせて乳房の変化があり、3～4日ほど、生理が始まる頃に症状がなくなる程度であれば、特に心配はいりません。
しかし、生理が終わっても痛みが続く、片方だけに変化がある、痛みが強くて日常生活に支障をきたす、乳頭から血液や分泌液が出るなどの場合は、婦人科や乳腺外科などで検査を受けることも必要です。
＜執筆・監修者プロフィール＞
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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