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アレルギー対策 ハーブ : ネトルパウダーとして
ネトルのドライハーブをミルサーなどで粉砕し、抹茶のようなパウダー状の粉末にして使うと、植物の有効成分を丸ごと取り入れることができます。
普段のお食事の栄養アップに、気軽にふりかけのように使ってみてください。また、ミルクや豆乳に少量加え、抹茶ミルク風に楽しむこともできます。ネトルのドライハーブ大さじ2杯で小さじ1杯程度のネトルパウダーができます。
※ハーブは多様な成分を含む薬用植物です。過量な摂取はかえって健康を損ねる場合がありますのでご注意ください。
※粉砕したハーブは空気に触れやすく、通常の状態より酸化が早まるので、少量をこまめにつくるほうがよいでしょう。
アレルギー対策 ハーブ : ネトルパウダーを使った、お花見の季節にピッタリの「ネトルのお花見だんご」のレシピ
春のお花見弁当のデザートに、こねて茹でるだけのお手軽お団子を、ネトルで作ることもできます。
水を使わずにお豆腐の水分のみで練ります。ほんのりネトルの優しい香りがする、もっちりとしたお団子です。出来上がったお団子には、あんこやきなこ、黒蜜など、お好みのものを添えて楽しんでください。
ボールの中に入れた材料をこねこねする・・・。心地いい触感で、親子でも楽しく作れると思います。
材料(3~4人分)
ネトル粉末 小さじ2~3
白玉粉 50g
上新粉 50g
絹ごし豆腐 100g
つぶあん 適量
つくりかた
1.ボールに白玉粉、上新粉、ネトル粉末を入れ、粉類をまぜあわせる。
2.1に絹ごし豆腐を加え、よくこね、練り合わせる。
3.耳たぶのような感触にまとまったら、ころころ手のひらで丸める。
4.沸騰した熱湯の入った鍋の中に、丸めたお団子をいれて茹でる。
5.水面に浮いてきたお団子からすくい、氷で冷やした冷水の入ったボールの中で冷やす。
6.水気をきってお皿に盛り、つぶあんを添えてできあがり。
注意事項
ハーブを利用した植物療法は医療のかわりではなく、健康の増進や病気の予防に役立てるものです。既存病歴のある方、お薬を服用されている方の使用につきましては医師の指示にしたがってください。体調や体質、利用方法によっては健康を損ねる場合もあります。それぞれのハーブの注意事項や使い方をよく確認したうえ、自己責任で使用するようにしてください。
⚫️執筆者プロフィール:磯部尚美(いそべなおみ) 東京都生まれ。JAMHA認定ハーバルセラピスト。JATA認定ハーブティーソムリエ、ハーブセラピスト。日本園芸協会認定ハーブコーディネーター。植物療法を生活に取り入れ、その薬理作用を実感してハーブを学ぶ。現在三人の男児を育児中。美容や健康維持のためのハーブ療法について研究。優しく寄り添ってくれる植物との共生を感じながら「植物の癒しの力で美しく健康に」をコンセプトにしている。
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