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貧血の種類とケア方法 :貧血のケア、みんなどうしてる?
東京都予防医学協会の調査2013年版では、中学生女子の8~15%、高校生女子の15~17%、成人女性の17%に貧血の疑いがあるとのこと。
どの年代も、男性よりも女性の方が貧血の割合は高いのですが、それはやはり、生理(月経)が影響しているといえるでしょう。
貧血のケアには、普段の食生活がとても大事になってきます。食事療法のポイントや薬物療法についてご紹介します。
貧血の種類とケア方法 :貧血の場合、どんな食事をすればいい?
貧血の場合、食事は鉄分とタンパク質を多く摂取する必要があります。1日に摂る必要のある鉄分は、女子高校生では10.5mgです。
食品に含まれている鉄分には、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があります。
ヘム鉄を含む食材は、豚・牛・鶏などの肉類、血合いの多い魚類(カツオ、イワシ、マグロなど)、鶏レバーやモツなどの内臓類などです。
非ヘム鉄は、植物性食品や卵・乳製品に含まれます。
ヘム鉄は体内への吸収率が高く、非ヘム鉄は吸収率は低いのですが、良質なタンパク質やビタミンCを多く含む食品と一緒に摂取することで、体内への吸収率がアップします。
いろいろな食品を組み合わせて、鉄分を効果的に吸収すること、つまり、毎日の食事をバランスよく食べることが大切です。
ビタミン類や葉酸などは、造血には欠かせません。とくに鉄分を効率よく吸収するためには、ビタミンCが欠かせません。しかし、ビタミンCは、熱に弱く水溶性なので、多く摂っても尿として排泄されてしまいます。偏食せずに3食きちんと食べましょう。
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