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眠気とPMS :卵胞期のエストロゲン、黄体期のプロゲステロン
生理(月経)がはじまってから高温期になるまでの約2週間は「卵胞期」と呼ばれます。卵胞期には一生でスプーン1匙(さじ)しかでない、「美人ホルモン」と通称されるエストロゲンが出るときです。肌の調子もよく、女性らしさが発揮できる時期でもあります。
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排卵後、月経が始まるまでの「黄体期」に分泌されるのがプロゲステロン(黄体ホルモン)です。黄体ホルモンは排卵しないと作られないホルモンで、「妊娠を維持するホルモン」と呼ばれ、排卵後に妊娠中に近い体調を作ります。
また、黄体期(高温期)の2週間は、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が減ることで、脳内で喜びを感じるホルモンのセロトニンの分泌も急激に低下します。
これが原因でイライラや落ち込みが出る方もいます。さらに黄体期では、妊娠中のように、赤ちゃんのために、栄養分や水分を蓄えようとして、身体がむくみがちになります。体重が増えやすく、肌も荒れやすくなってしまいます。
眠気とPMS :PMS(月経前症候群)の予防と対策
症状に気がつくこと
自分がPMSだと気がつくことが何より大事です。健康な女性でも多くの人に起きているもの!とポジティブに受け止めてください。
まずは気がつくために基礎体温をつけましょう。そして、毎日の欄にその日の体調をメモしておきます。その際、上にあげた症状を参考にしてください。すると、いつ自分の体調の具合が悪いのかがわかり、症状のひどいときは休むというように、今後の予定を立てやすくなり、予防することができます。
リラックスを心がける
自律神経でリラックス神経と呼ばれる「副交感神経」を優位にするよう、お風呂にゆったりつかる、ハーブティを飲む、アロマテラピーをやってみるなどが効果的でしょう。
血行を良くする食事
食事は、3食規則的にキチンと摂るようリズムを整えることが基本です。食事の内容は、バランスを考え、塩分を控えてください。
大豆・味噌・玄米・緑黄色野菜・海藻・ゴマ・ナッツ類などを積極的に摂るのがお勧めです。浮腫みや不快症状が軽減されるでしょう。反対に白砂糖・アルコール・カフェインなど、血行を悪くする刺激物は避けましょう。
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