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眠気とPMS :基礎体温がガタガタ!
排卵がうまくいかないと、基礎体温は一層性で、高温期がありません。生理が2か月以上遅れたりする不順がある方は婦人科に相談しましょう。
また、高温期がないのは、排卵がうまくいかずに黄体ホルモンが作られないからです。それでもエストロゲン(美人ホルモン)は2週間をピークにゆっくりと出血がおこるまで、下がっていきます。
それに伴って、やはり気分の浮き沈みや体調不良が起こります。
これも広い意味でのPMS(月経前症候群)ですが、基礎体温が3か月以上ガタガタの時は一度婦人科でホルモンを調べてもらうことをオススメします。
眠気とPMS :ピルを飲んでいる場合でもPMS(月経前症候群)はあるの?
ピルを飲んでいる状態は常に、エストロゲンに恵まれ、少量の黄体ホルモン(プロゲステロン)が維持されている環境です。
生理(月経)が始まって調子のよい時期を、休薬または偽薬の期間まで1か月間、一定に保ってくれます。ですから、ピルを服用されている方は、PMS(月経前症候群)が起こりにくく、また症状を緩和させるためにピルを服用されている方もいます。
<取材協力>
バイエル薬品株式会社
<監修者プロフィール>
太田 郁子(おおた・いくこ)
倉敷平成病院婦人科医長、医学博士、日本子宮内膜症啓発会議実行委員
<執筆者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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