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ピルの効果と副作用 :女性ホルモンを安定させるピル
1960年にアメリカで発売されて以来、現在まで世界180か国、約9000万人の女性が利用しているといわれるピル。もともとは、避妊のために開発されたものですが、現在では生理(月経)痛治療薬や子宮内膜症治療薬として、女性にとって大変便利な薬として活用されています。
ピルには、高用量、中用量、低用量ピルがあります。低用量ピルは、避妊効果を維持しながら、ホルモン(エストロゲン)量をギリギリまで少なくしたものです。
飲みやすく安全性も確立されているので、大きな病気(心筋梗塞や血栓症など)がなければ、誰でも安心して飲める薬ですが、服用したい場合には婦人科の先生に相談しましょう。
効果としては、生理(月経)周期が規則正しくなる、出血量が多かったのが減少する、生理(月経)痛や月経前症候群が緩和する。子宮内膜症、子宮体がん、卵巣がんの発症頻度が低下する、ニキビや多毛症が改善するなどがあります。
ピルの効果と副作用 :ピルの飲み方は?
一般的な飲み方は、3週間ピルを飲み、1週間お休みします。休みの間にプラセボ(偽薬)を飲むようにセットされているものもあり、薬を飲むことを習慣化します。休んでいる間に血液中のホルモン濃度が下がり、子宮内で育った子宮内膜がはがれて、排出されて生理(月経)となります。
ピルを飲む期間を調節して、旅行やイベントなどの予定に生理を自分で調整できるので便利です。
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