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妊娠超初期の着床出血と月経(生理)を見極めるチェック方法はあるの?
このように、出血の色や量などからは、着床出血と月経との違いを見極めることは難しいといえます。
では、他に何かチェック方法はあるのでしょうか?
出血した時期を、基礎体温のグラフと合わせて見てみると、着床出血かどうかの目安になります。
排卵期に体温が下がった後、女性ホルモンのひとつ、プロゲステロンが高値になることにより、身体の各器官が妊娠に備えます。
体温も上昇するので、基礎体温も高温期が続きます。
月経予定日の1週間前~生理予定日近辺に出血がみられた場合、かつ、2週間以上高温期が続く場合は妊娠の可能性があり、その出血は着床出血の可能性があるといえます。
ですから、妊娠した後、「あれは着床出血だったんだ!」と振り返って初めてわかる場合の方が多いのではないでしょうか。
では、出血後すぐ市販されている妊娠検査薬を妊娠したかを調べるのはどうでしょうか?
着床して妊娠が成立すると、妊娠を継続するために必要なホルモンhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が分泌し始めます。
ただし、妊娠が成立してhCGホルモンが高値になり、検査が可能になるのは、生理予定日から1週間後位からです。
出血後早々に、せっかく妊娠検査薬で確認しても、陰性になる可能性が高く、出血後すぐの検査は適していません。
従って、妊娠かどうかを確実に見極めるには、医師にきちんと診てもらうことが必要です。
妊娠市販薬で陽性反応が出ていたとしても、流産や子宮外妊娠、胞状奇態の可能性もあります。
症状に一喜一憂することなく、冷静に診断できる時期を待った上で、妊娠の可能性があったらすみやかに産婦人科に受診しましょう。
また出血は、生理や着床出血に限らず、病気が隠れているサインである不正出血の場合もあります。
出血がダラダラ続く時や鮮血が大量に出る時、少量でも頻回にみられる場合、また、下腹部の激しい痛みがある時には受診をしましょう。
超妊娠初期~妊娠初期はなぜ注意が必要か?
妊娠がわかる頃は、つわりが始まるなど、体の変化を実感する時期ですが、「何に気を付ければよいかがわからない」と不安になることも多いでしょう。
妊娠超初期から妊娠初期において、日常生活で気をつけること、過ごし方についてみてみましょう。
まず、超妊娠初期~妊娠初期に、胎児に起こる事をまとめると以下のようになります。
妊娠3週頃:子宮内に受精卵が着床し、妊娠が成立。
妊娠4~7週:手・足・目・鼻・口が現れる。心臓・肝臓・胃腸など主要な臓器の元がほぼ完成。
妊娠8~11週:外陰部が形成され、男女の区別がつく(超音波検査ではまだ性別は判定できない)
妊娠12~15週:人間としての形がほぼ出来上がる。
このように、超妊娠初期~妊娠初期は、妊娠が成立し、胎児にとって重要な器官が作られる大切な時期です。
従って、カラダのケアに充分注意すべきです。
では、どんな事に留意して過ごせばいいのでしょうか?
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