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男性と女性の永続願望とは?
男性の場合はどうでしょうか。
現代社会では概ね女性の永続願望をサポートする形で婚姻制度が設計されています。
また、女性を大事にする、子どもをかわいがる、といった女性の永続願望に都合のいい資質をアピールすると女性に好まれやすくなります。
男性も女性ほどではないですが、ある程度の永続願望を持つように進化してきました。
お互いに望んでいた関係が永続するとすばらしいことです。
山や谷はあってもハッピーな人生ですね。
しかし、女性の永続願望は時に男性を縛ります。
そのことで男性の生産性を落とすことにもなります。
女性は多少生産性が落ちても、男性が確実に「自分だけ」を愛することを優先するので、このようなことが起きるのです。
たとえば、自分に無関心なのでは…と疑って泣きわめいて男性を追い詰めたりすると、男性は時間的にも体力的にも生産力を失うことになりますが、女性には自分に関心を持ち続けてもらうことのほうが大事なのです。
男性脳と女性脳による違い
ここで問題なのは、男性は自分の生産性で自己価値を確認する生き物だということです。男性にとって自分の生産性を阻害するものは基本的に「敵」です。
となると、一時的に女性が敵に見えて、愛せなくなります。
こういうことが続くと、男性は急激に女性への愛情を失います。
このような事態は男性にとっては関係の終わりを意味します。
ですが、女性にとって男性はまだまだ生産性をはじめとして魅力的な存在です。こうして女性は関係の永続を願い続けるのです。
仮に愛情を失ったことを明らかにすると、女性は本能的に愛情を取り戻そうと感情的になります。男性の敵になってしまいます。
だれでも敵に会うことはストレスなので、男性は女性にはっきりと伝えない…ということになりがちなのです。
大事なことは、お別れの痛みをともに分かち合うことです。
このような事態では女性から見ると男性は自分の生産性を守るだけ守っているように見えます。全く損をしていないように見えます。
一方的に切り捨てられる自分だけが損をするように見えます。
蔑ろにされたようにも感じてしまいます。
「男性は私のもの…」となるのは当然です。
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