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わずか1滴の血液を調べることで、 がんの早期発見 が可能になる新技術が発表されました(英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版2015年5月21日付けに掲載)。医療機器会社「マイテック」と昭和大学江東豊洲病院などのグループが開発した技術は、簡便な検査を可能にするものとして期待されています。それにしても、血液を調べてがんが発見できるというのは少し不思議な気がします。ここでは、がんを発見するための血液の検査について見ていきましょう。
標準的な検査よりも がんの早期発見 ができる
エコーやCTといった標準的ながん検査は、一般的に5mm~1cm以上の腫瘍を対象としています。画像に映し出された病変を発見する必要があるため、超早期の小さながんの発見には向いていないといえます。そこで注目されているのが、血液検査によって、より早い段階でがんを発見する方法です。
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