(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
生理マネジメント :PMSやPMDDを知ろう
生理前のイライラや怒りっぽさなど、生理前特有の症状は、多くの女性が経験しているのではないでしょうか。
これは、生理(月経)の3~10日位前から起こる、気持ちや身体の不調を主症状とするPMS(=Premenstrual Syndromeの略)によるもので、「月経前症候群」ともよばれています。実際に見られる症状は人によってさまざまで、200種類以上あるともいわれています。
PMSの中でも、気分のコントロールが困難で、日常生活にも大きく支障を来すほど深刻なココロの不調を、PMDD(=Premenstrual Dysphoric Disorderの略)とよびます。PMDDは「月経前不快気分障害」とも呼ばれています。
生理マネジメント :自律神経とストレスには密接な関係が
カラダの症状だけでなく、生理前にはどうしてもココロの状態も不安定になりがちです。一般的に、性別に関わらず、“ストレス”が健康面にさまざまな影響を与えることが知られています。特に、女性は元々、複雑なホルモン環境をカラダの中に備えているため、ストレスによるダメージが大きくなります。
脳内にある大脳視床下部という部分は、自律神経をコントロールしていますが、実は女性ホルモンも同時にコントロールしている大切な部位。女性は一生を通じて、初潮・月経・妊娠・出産・更年期~閉経と、ホルモンバランスが変化し続けます。
ホルモンバランスが崩れると、自律神経のバランスにも影響する仕組みですから、女性ホルモンのバランスを良い状態に保つことができれば、自律神経のバランスを乱す原因も減らすことができるのです。
スポンサーリンク