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人や環境に優しい 柔軟仕上げ剤 って?
柔軟仕上げ剤 を過量より少し控えたり、香りの控えめなタイプを探してみるなどの対策もありますが、人や環境にも優しい「天然成分の 柔軟仕上げ剤 」を自分で作ってしまう、という方法があります。
使うものはお酢と植物性グリセリン、精油(100%天然エッセンシャルアロマオイル)です。身近な材料で作れるうえ、お肌への刺激も少なく、洗濯物をさっぱりと仕上げてくれますよ。
お酢は雑菌の繁殖を防ぐ働きをもっています。これは洗濯物の消臭や、抗菌、カビ対策としても有効に働きます。また、衣類の黄ばみを防ぎ、洗濯でアルカリ性に傾いた繊維のゴワつきを酢の酸が中和し、空気が入りやすい状態にしてふんわりさせます。
一方グリセリンは、肌をしっとりさせる効果があり、化粧品にもよく使われている成分ですが、衣類をなめらかに柔らかくする働きもあります。
さらに、抗菌の働きをもつ精油を加えれば、ニオイの元の雑菌やカビに働きかける、一段とパワーアップした仕上げ剤となります。人工の香料と違って天然の香りは長続きはしませんが、使い続けるうちに、優しい香りに慣れていくことでしょう。自然界で分解される材料を使っているので、環境にも優しいのも魅力ですね。
柔軟仕上げ剤 の作り方はとっても簡単!
<用意するもの>
お酢・・・・・・・・・100ml
植物性グリセリン・・・大さじ1杯
お好みの香りの精油(100%天然エッセンシャルアロマオイル)
<作り方>
お酢はスーパーで販売されている、リーズナブルな穀物酢で十分。植物性グリセリンは、化粧品原料規格品として、ハーブ専門店や薬局などで手に入ります。
1回の使用量は30ml(大さじ2杯程度/洗濯物の量が多い場合は要調整)。そこへ、好きな精油を数滴(3~5滴ほど)垂らし、よく混ぜてから、最後のすすぎの際に投入します。お酢のツンとする香りが苦手な場合は、クエン酸を水で溶かしたものでも代用できますよ。1週間~2週間分位の量を作って、ボトルにストックしておき、精油は使用直前に垂らしましょう。
この 柔軟仕上げ剤 と相性がよい洗剤は、アルカリ性の石けん主成分の洗剤です。
※お酢は酸性のため、塩素系の漂白剤などと混ぜると塩素ガスが発生して大変危険なので、一緒に使わないよう十分注意してください。
※柑橘系の精油や、色素のある精油は衣類にシミができる可能性があるので、 柔軟仕上げ剤 に加える精油としてはおすすめできません。ご注意ください。
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