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昔、日本でも
かつては、日本でも死病と恐れられ猛威を振るった時期があったようですが、昭和30年以降は、激減して古典的疾患となり、今は医学書から消えている病気です。
当時は、水癌(すいがん)ともいい、口腔内に何らかの刺激があり、そこに抵抗力の弱くなった部分に細菌が感染して発症し、治療法は、局所的に病巣を切除・焼灼し、清潔安静と滋養強壮を保つほかなく、死亡率は、70~95%に及んでいました。
予防方法について
アフリカでの壊疽性口内炎の予防は、この病気に関する知識を広め、母親たちに知識を持ってもらい、子どもが感染した場合には、一刻も早く手当てを受けるように呼びかけているそうです。早い段階でこの病気を発見できれば、結果は非常に向上するとのことです。
執筆者:南部 洋子(看護師)
監修医:坂本 忍(医学博士 公認スポーツドクター(日本オリンピック委員会強化スタッフ))
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