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夏風邪のタイプと予防法 :長引く夏風邪には?
現代の 夏風邪 は、長引く傾向にあります。原因のところでも述べたように、室内と室外の温度差が大きく影響しているからです。外は炎天下で35度近くもあり、一方電車内や商業施設などの屋内では寒いくらいに温度が下げられていることがあり、外気温との差が10℃以上開くことも珍しくありません。
その差が大きければ大きいほど、自律神経が乱れて、免疫力が低下しやすくなります。炎天下での外出、睡眠不足や不規則な生活が続いた場合も、急激に免疫力が下がります。加えて、高温多湿な環境はウイルスが活発になるため、治りかけたころに二次感染を引き起こしてしまい、症状が長引くのです。
夏風邪のタイプと予防法 :何よりも予防が大事!
外出先から家に帰ったら、手洗い、うがいの習慣をつけましょう。室内も換気して湿った空気を逃しましょう。ウイルスの増殖を抑えることができます。この季節はダニも繁殖しやすいので、室内を清潔に保つことが大切です。
冬の風邪は飛沫感染が多いですが、夏風邪は経口感染が多く見られます。湿ったタオルにはウイルスが繁殖しやすいので、トイレや洗面所のタオルの使い回しは避けてください。
エアコンの使い方にも工夫が必要です。エアコンを長時間使っていると、冷え過ぎによるストレスから免疫力が低下します。ただし、暑さをエアコンを止めて我慢し、熱中症になってしまったのでは本末転倒です。自宅では時々エアコンを止める、会社や映画館など冷え過ぎの場所では、長袖や羽織るものを持参するなど、体温の変化をなるべく小さくするといいですね。
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