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酔ってしまったときの対処法
「外に出られる場合は、外に出る」
乗り物が停車したとき、外に出られる場合は、外に出て新鮮な空気を吸ったり、軽いストレッチで身体をほぐしましょう。
飛行機では、定期的にトイレや洗面所に立ち、車内を歩くことが、運動の不足からくるエコノミー症候群の予防にもなります。
「服の締め付けをゆるめる」
身体を締め付けているベルトやボタンを外したり、ジッパーなどをおろしましょう。
「外に出られない場合は横になる」
渋滞中の車や、飛行機、船、バス、電車など、外へ出られないようなときは、車内で横になり目をつむって安静にしましょう。
「ツボ押しで吐き気を軽減」
乗り物酔いになった場合の対処法では、手首にある「内関(ないかん)」というツボを押す方法が効果的です。
ツボの位置は、手のひら側の手首の付け根から、指3本分ヒジの方に移動した真ん中。ここを反対側の親指で、6~7秒ずつ10回程度指圧することで、乗り物酔いを緩和できます。
現在では「シーバンド」という商品名で、このツボを刺激する「乗り物酔い防止」のリストバンドも市販されています。
「吐いてしまう」
吐いたほうが楽になります。トイレなどに行けず、我慢できない状況のときはビニールなどへ。
また、乗り物酔いで気持ち悪さや吐き気を感じているときは、胸をひらく「胸式呼吸」で深呼吸をしたり、氷を噛まずにゆっくりとなめるといった対処法も効果があります。
乗り物や状況にあわせて、快適な長距離移動ができる方法を試してみてくださいね。
<参考>
HONDA 同乗者を酔わせないドライバーの運転テクニック
http://www.honda.co.jp/topics/120426/
執筆者プロフィール:井澤佑治(いざわ・ゆうじ)
舞踏家/ダンサー。通販メーカーのコピーライターとして、健康食品などの広告を数多く手がけたのちに、ダンサーとして独立。国内外で公演やワークショップ活動を展開しつつ、身体操作や食事療法などさまざまな心身の健康法を探究する。現在はダンスを切り口に、高齢者への体操指導、障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などにも携わっている。
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