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夏休みが明け、受験生はこれから追い込みに入る時期。一方で、この頃から調子を落としていく受験生もいます。一学期のあいだは成績も好調だったのに、二学期になって急にやる気を失い、成績もガクンと落ちてしまう、ということがよくあります。実はただのスランプではなく、うつ病の症状である可能性があります。大事な受験シーズンを無駄にしないためにも うつ病の治療 について紹介しましょう。
うつ病の治療 受験生のうつ : 受験期はうつが表に出やすい時期
多くの場合、大学受験・高校受験を控えた時期(15〜18歳)は、思春期から青年期の多感な年頃と重なります。この年代は大人になるための準備期間であり、親や学校からの庇護も薄れ、さまざまな行為が自己責任として自分に跳ね返ってきます。学業や部活の成績、恋愛などで、これまでよりも傷ついたり、挫折したりする機会も増える時期です。
こうした挫折に対する落ち込み自体は自然な反応であり、誰にでも身に覚えのある話ですから、あまり大げさに心配する必要はありません。しかし、こうした落ち込みの裏側にうつ病が存在している場合があります。その場合は、放っておくと悪化する可能性もあるため、厄介です。
特に受験期は、志望校の理想と現実とのギャップ、他人との競争、周囲からの期待といったストレスが複合してやって来る時期でもあり、それまで隠れていたうつの症状が表に出てきやすいタイミングなのです。
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