多嚢胞性卵巣症候群の症状や治療方法 とは?

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多嚢胞性卵巣症候群の症状や治療方法 とは?

公開日時

 
執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医学博士)
 
 
多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)の症状や治療方法知っていますか?
ここでは、余り知られていない 多嚢胞性卵巣症候群の症状や治療方法 について調べてみました。
 
 

多嚢胞性卵巣症候群の症状や治療方法 :「ニキビ」や「多毛」などの症状

 
多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)は若い女性の排卵障害の原因のひとつです。
 
卵細胞は平均して月にひとつずつ成熟して排卵されます。排卵が正常に行われるには、卵細胞を包む袋状の卵胞の発育が条件となります。
 
卵胞は直径2センチほどの大きさまで成長すると破裂し、中の卵細胞が排卵される仕組みです。
 
ところが、多嚢胞性卵巣症候群においては卵巣内に卵胞がたくさん作られます。そして、卵胞の発育に非常に時間がかかり、ある程度までは大きくなるものの、排卵には至りにくい状態となるのです。
 
 
代表的な症状はニキビや多毛、肥満です。
男性ホルモンの分泌が何らかの原因により適正以上まで増えると、こうした症状が出ると考えられます。
 
多嚢胞性卵巣症候群は命に関わることは少ないのですが、正常な排卵が起こりにくいため、月経不順となったり、不妊傾向になります。
 
月経不順が長く続けば、エストロゲンの影響により子宮体がんのリスクも増加します。また、妊娠した時に流産しやすくなり妊娠糖尿病になりやすく、妊娠高血圧や早産率なども上昇する可能性があります。
 
 

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