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執筆:株式会社 とらうべ
監修:太田 郁子(医学博士)
スポーツと生理 にはどのような関係があるのでしょうか?
最近は、健康志向の高まりや、アウトドアスポーツのブームなど、アクティブにスポーツを楽しむ女性たちが増えています。気持ちよく楽しむためには、やはり生理のことは気になりますよね。
トラブルやその対処法など、ここでは、スポーツをするときに上手に生理と付き合う方法を、プロ選手たちの工夫なども参考に、考えてみたいと思います。
スポーツと生理 :スポーツ選手で生理時に症状があるのは25%
スポーツ選手でも生理時に、痛みや不快感など、当然さまざまな症状を抱えています。また、そのことを決して他者に漏らさず頑張っている人もいるようです。
国立スポーツ科学センターが、トップアスリートを対象に行った調査によると、生理時に調子が悪いという人は全体の25%、しかしその対策として、婦人科を受診している人は10%程度だそうです。
なかには放っておくと回復に時間がかかったり、不妊につながったりするケースもあり、ただひたすら我慢する「スポ魂」はよいとはいえません。
選手時代が終わってから過ごす、女性としての人生も長いのですから、選手時代の過ごし方がその後につながるということを、本人が自覚することはもちろん、周囲も理解してあげることが大切です。実際、そのような観点も含めた女性アスリートの体調管理は始まっています。
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