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アトピー性皮膚炎の改善:基本は胃腸を調えること
漢方の考え方をもとに、日常生活での注意点を整理してみましょう。
まず、漢方では、「アトピー対策は胃腸を整えることから」といわれています。
甘くて冷たい物、高カロリー、高脂肪分、高タンパク質、などを多く摂っていると胃の働きが弱まり、余分なエネルギーが外に逃げようとして皮膚表面に溜まった状態となり、アトピーの原因となる、と考えるからです。
また、腸の中には、体の免疫細胞の約6割が存在します。腸内が汚れていては、正常な免疫機能が発揮できなくなりアレルギーを引き起こすことにもなります。
便秘や下痢を繰り返す腸の弱い人もまずは、便通を整えることが基本です。
アトピー性皮膚炎の改善:余分な水分を取り除く
汗を分泌する汗腺の活動は、3歳くらいまでの育った環境に左右されるといわれています。日本は、特に高温多湿の気候なので、体の中に余分な水分が溜まりやすい人が多いのです。
皮膚表面が乾燥しているアトピーの人でも、皮膚のすぐ下には、湿=水が溜まっている場合があります。そのため症状によっては、余分な水分を尿として排出させる漢方薬が処方されます。
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