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膀胱がんの原因
膀胱がんの確実なリスク要因は、上記にもあるように喫煙です。膀胱がんの男性の50%以上、女性の約30%は喫煙のために発生するといわれています。そのほかに、化学物質や食事を含めた生活習慣が関わってくると考えられています。中でもコーヒーの影響については多くの研究があり、カフェインが発がんに関連しているのではないかという報告もあります。
膀胱がん 症状
初期に最も多く見られる症状は肉眼的血尿(赤色の尿)です。ただし、血尿は膀胱炎や尿路結石などでも生じるため、早期に診断して区別がすることが重要です。
このほか、排尿時の痛みや下腹部の痛みが出現する場合もあります。この症状は膀胱炎と類似していますが、膀胱炎の治療用の抗生剤を服用しても治らないことが特徴です。
膀胱がんが広がっていって、尿管口を塞ぐことで、腎臓で作られた尿が膀胱まで流れず、尿管や腎盂が拡張してくることがあります。これを「水腎症」と呼び、背中に鈍痛が起こります。
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