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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医学博士)
10月7日からスタートしたドラマ「偽装の夫婦」(日本テレビ系)で母親役を演じる内田有紀さんに対して、「なんか今までと違う」「劣化?」といった声があがっているとの報道がありました。内田さんの変化についての真偽は別として、これ以外にも、芸能人の劣化の話題が、ネットをざわつかせることが度々ありますし 老け顔 に悩んでいる人も案外多いのではないでしょうか?
そこで、ここでは、容姿の老化について考えてみました。
「 老け顔 」の低年齢化!?
誰もが避けたいと考える「老け顔」。ある程度の老化現象は受け入れる他ありませんが、それが防げるものだとしたらどうでしょうか。本来なら若々しい顔のままでいられたかも知れない人が、よくない環境や習慣によって予定よりも早く老けてしまうとしたら……。
気になるのは朝食を食べない若者の増加です。厚生労働省は2014年12月に「平成25年国民健康・栄養調査結果の概要」を発表しました。それによると、朝食欠食率は男女とも20代がピークであることが分かりました。20代といえば、まだ仕事にも慣れていない時期です。朝早く起きられず、朝食をとる時間がないという人も多いでしょう。
また、若者の一部では早い段階から「美」を意識し始め、「スリムになりたい!」「小顔になりたい!」と過剰な食事制限を始める年齢が下がってきています。こうした生活習慣の変化が「老け顔」の低年齢化につながっているという指摘もあります。老化の始まりが早ければ、30代、40代と年齢を重ねるにつれ、同年代よりも老けて見られる可能性が高くなってしまいます。
食事制限や朝食を抜くことによって一時的に体重が減少し、スリムな体型になることもあるでしょう。しかし、飢餓状態が続き、必要な栄養素が不足すれば、それは肌のたるみやシワの原因になります。「痩せてはいるけれど老けて見える」…これは、現在の若者が直面しているジレンマです。アイドルやタレントとして活躍している人の中には、人気絶頂期に無理な食事制限をし、老化を早めてしまった人もいることでしょう。
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