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治験によって最終的な安全性を評価
治験に至る前の非臨床試験をパスした段階で、薬効性・安全性についてはほぼ確立されていると言えるでしょう。しかし、最終的に人体に対する薬品の効果を確かめるのは、やはり人体への投与=治験が必要というわけです。
治験は、健康な人や該当する疾患を持つ人など、適切な人員をモニター(ボランティア)というかたちで募り、医療機関などで実施されています。当然ながら、治験そのものも各段階での安全性や有効性を確認しながら慎重に進められます。
こうして試験に試験を重ねて安全性が確かめられたうえで、医薬品は製品として発売されます。だからこそ安心して使うことができ、また実際に私たちの健康に役立っているわけですね。
執筆:山本 ともよ(管理栄養士)
監修:坂本 忍(医師)
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