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「就職」を目的にせず、就活から学ぼうとすること
ですが、決して絶望はしないでください。
就職先が早く決まる人となかなか決まらない人の決定的な違いは、就活の中で成長できるかどうかです。
そして、成長できるかどうかが分かれる決め手は、自分に足りないものを自覚して吸収しようとできるかどうか、これだけです。
もちろん、自分に足りないものを知るプロセスは辛いです。
特に孤立して孤独に考えていると苦しいです。
自分はもうダメなのではないかと、ますます絶望もします。
専門のサービスを利用するのも手
ただ、自覚は成長の第一歩です。
足りないことを知るだけでも、知らなかったあなたより成長しています。
自分一人では見つけにくいこともありますが、そんなときは学校や公共の相談サービスを利用してください。
友人や親、兄弟は親身になりすぎてしまうこともありますが、客観的に足りないものを身に着けたあなたの可能性を見つけてくれます。
本当は足りないところを知るほうが、何倍も希望が持てるのです。
ぜひ、相談してみてください。
<執筆者プロフィール>
杉山 崇
神奈川大学人間科学部/大学院人間科学研究科教授。心理相談センター所長、教育支援センター副所長。臨床心理士、一級キャリアコンサルティング技能士、公益社団法人日本心理学会代議員。
公式サイトはこちら⇒ http://www.sugys-lab.com/
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