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日本人の初婚年齢は年々高くなっており、男性は2006年に平均初婚年齢が30歳を突破。
女性は2011年に29歳を超えています。
一方、1970年代の初婚年齢は男性が27歳台、女性が24歳台。
結婚年齢が上がっているのは男女とも同じですが、特に女性はその上がり方が急で、この40年ほどで5歳近く上昇しています。
ここでは、初婚年齢の昔と今を比較し、 大人婚のメリット についてみていきましょう。
初婚年齢は年々上昇している
この背景には女性の社会進出があります。
1960〜1970年代には男女ともに大学進学率が急上昇しました。
また、1972年には、後に男女雇用機会均等法に改められる勤労婦人福祉法が制定されています。
男女の進学率や就職率が近づくことによって、初婚年齢の男女差が小さくなってきたのです。
さらには、高度経済成長の時代が終わり、「夫が妻を養う」という従来の結婚スタイルが成り立たなくなってきました。
女性が経済的に自立する必要性、つまり働き続ける必要性が出てきたことで、当然の成りゆきとして初婚年齢が上がっていったわけです。
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