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対策と予防
花粉症の多くなりそうな日とは、最高気温が高く湿度が低い日です。天気は、前日が雨で、その日は晴または曇り。やや強い南風が吹いているときです。
内服投与
花粉が飛散する2週間前から化学伝達物質の放出の抑制効果の高いものを服用すると症状を抑える効果が期待できる
外出時の注意点
・午後1時~3時頃の時間帯は、外出を控える
・やむを得ず外出する場合は、立体型マスク、ゴーグルタイプのメガネ、帽子などをつける。
・花粉が付着しにくい目の粗くないスベスベした生地のコートなどを着用する。
・帰宅時は、花粉を家に入れないように衣服を外ではらってから入る。
・帰ったら、すぐに手洗い、うがい、洗顔をする。
家内での注意点
・ドアや窓は、きちんと閉める
・掃除は、花粉の少ない朝に済ませる
・室内に花粉が入っている可能性があるので、こまめに拭き掃除をする
・外に布団をほすと、花粉がついてしまうので、外には干さないように。干した場合はしっかりとたたいてから入れる。
・ベッドの掃除、枕もきちんと掃除をする
・空気清浄機を使用する
食事での予防
症状を和らげる食材
・乳酸菌・発酵食品を含む食品:ヨーグルト・納豆、酒粕、など、
・ポリフェノールを含む食品:赤ワイン、緑茶、ごま、大豆、ブルーベリー、プルーンなど、
・ビタミンやミネラルを含む野菜:ショウガ、ニンニク、長ネギ、大根、かぶ、など、
・EPAやDHAを含む食品:アジ、サバ、イワシ、など青魚類
花粉症がある場合、自分が何に対して、どのくらいの強さのアレルギーなのかを把握する必要があります。
原因がわかったら、まずは、アレルギー物質から自分を遠ざけることから始めてみましょう。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
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