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貧血 の応急処置とは?
電車や浴室で突然脳貧血になってしまったとき、あるいは貧血になってしまった人を見つけたときは「安静にして横になる」「ゆるめる」「あたためる」の3つが重要です。
急に立ち上がると、めまいなどの脳貧血症状を引き起こします。これを起立性脳貧血といいますが、本来の貧血ではありません。
まずは横になり安静にしましょう。横になるときは、心臓に血液が流れやすいように膝を立てたり、足の位置を高くすると効果的です。
また、貧血になると血液が全身にまわらず手足が冷えることがあります。
衣類のボタンやファスナー、ベルトをゆるめ、血流をよくすることも大切です。さらに湯たんぽやカイロなどがあれば身体を温めることで血の流れがよくなり、貧血が改善されるでしょう。
貧血を予防する食べ物とは?
疾患を抱えていない場合でも、女性は生理があるため貧血を引き起こすこともあるでしょう。
目の下のくまや、立ちくらみに苦しむ女性も少なくありません。生理中の貧血に有効で、鉄分が豊富に含まれている食材にはどんなものがあるのでしょうか?また、どんな食べ方をすればいいのでしょうか?
レバー
貧血になったら食べたい定番の食品といえば、鉄分が沢山含まれているレバーです。
レバーは100gあたりで、豚では13mgほど鉄分が含まれています。効率よく鉄分を摂取するには、豚レバーを食べるようにしましょう。
次いで鶏では9mg、牛は4mgの鉄分が含まれていると言われています。鉄分の吸収率が高いのも特徴です。レバーのくさみが苦手な人は、牛乳と合わせたり香辛料を聞かせたりすると気にならずに美味しく食べることができます。シチューやカレーなどにも合うでしょう。
パセリ
野菜のなかでもっとも鉄分が含まれているのがパセリです。
ミネラルやビタミンなど栄養素がたっぷりと含まれているので生理中だけでなく、妊娠中にも好んで食べられています。付け合わせに必ず加えるなどして、積極的に取り入れていきましょう。
ほうれんそう
鉄分が多く含まれ、日常生活のなかでよく食べられているのが、ほうれん草です。
鉄分に加えてビタミンCも豊富に含み、レシピのバリエーションも無限にあるのが特徴です。タンパク質と合わせてとると、鉄分の吸収率が上昇します。卵や肉、魚と合わせるといいでしょう。
れんこん
れんこんには、鉄分の吸収を促進するビタミンCが含まれています。だいたい100gあたり55mgほど含まれているのです。
上述したレバーやパセリ、ほうれん草と合わせて食べると効率よく鉄分を吸収することができそうです。煮物にすると、大根やニンジン、里芋などとも摂取しやすいですね。調理するときは、変色を防ぐために酢水につけてあく抜きをするといいでしょう。
しじみ
鉄分と同様に血をつくる働きをもつのがビタミンB12です。しじみには鉄分に加え、ビタミンB12も含まれているため、貧血に最適な食べ物といえるでしょう。
特に骨髄でつくる血液の機能をよくします。起床後にふらふらとめまいを感じる人は、朝ごはんにしじみのお味噌汁を摂るようにするといいですね。
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