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子どもがヨーグルトを食べるときに気を付けることは?
年齢に合わせた種類や量を選ぶこと、お子さんの状態に合わせることが大切です。
種類
プレーンのものが基本です。甘みや栄養素が添加されているものは、多くの添加物が入っていることも少なくありません。ただし、色んな味を楽しむことはお子さんの楽しみでもあります。最近では、年齢に合わせて甘みを少なくし、カルシウムなど成長に必要な栄養素を摂ることができるものも増えているので吟味して選んでみましょう。
量
子どもは身体が小さい分、食品に対する反応も敏感です。食べ過ぎると下痢をしてしまったり、他の食事が食べられなくなってしまったりすることもあるでしょう。大人は100~200g程度が適量ですが、子どもは50~100g程度が適量です。一般的に子ども用の製品は50g程度で作られています。子ども用と大人用にわけて買うのはコストがかかる…という方は、「大人の半分」と考えておきましょう。ヨーグルトの量も、追加するフルーツや果物も同様です。
自宅で作れる「手作りヨーグルト」
どのヨーグルトを買えばいいか迷ったら、自宅で「手作りヨーグルト」を作ってみてはいかがでしょうか?手作りヨーグルトは、「生きた乳酸菌の入ったヨーグルト」と「牛乳(もしくは豆乳)」だけ。作り方も、まぜて発酵させ、できあがったら冷蔵庫で冷やすだけ。とても簡単で経済的です。
容器は牛乳パックを使えば食器も必要ないので、洗いものも出ません。ただし、自宅でヨーグルトを作るときは次のことに気を付けましょう。
発酵中はかきまぜない
乳酸菌は空気を嫌うため発酵途中で混ぜると失敗する可能性があります。作る時によく混ぜて、あとはそのまま置いておきましょう。
ヨーグルトの種菌も販売されている
手作りするのに欠かせないヨーグルトの種菌は、ネットを中心に販売されています。繰り返し使えて経済的な手作りヨーグルト。毎日の健康にも欠かせない存在になっています。気になる人はネットでチェックしてみるといいですね。
子どもの腸内環境を調えることは、将来の肥満やアレルギー疾患などに影響するという見解もあります。身体に嬉しいヨーグルトをお子さんの健康な成長に役立ててくださいね。
執筆:山本ともよ(管理栄養士)
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