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執筆者：山本　恵一（メンタルヘルスライター）
 
 
フレッシュな「社会人」となった皆さん、おめでとうございます。
新しく飛び込んでいく大人の世界に、期待と不安をないまぜに、マラソンでいえばスタートライン、サッカーでいえばキックオフに臨んでいるような心境ではないでしょうか。
そんな「新社会人」に贈るエールを。
 
 

時間：学生時代と最も違うこと

 
これまで、時間はあなたのためにありました。その時間を有意義に充実させるため、勉強に励み、趣味にいそしみ、恋に身を焼いていたことでしょう。
でも、これからは違います。
当初、生活の大半を占める仕事の時間は、生産・目標達成・顧客（相手）のためにあります。ですから「納期」といって、限られた時間の範囲で、相手のために質の高い財やサービスを提供するという、時間との勝負の様相を呈します。「時間に厳しい」のが職場であり組織です。
 
パンクチュアル（punctual）は「時間に正確」という意味です。
日本の社会人にとってパンクチュアルは基本中の基本、これがだらしないと相手にしてもらえないでしょう。
 
 

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