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「早発閉経」と「無月経」はどう違うの?
一般的に生理がこない状態を「無月経」といいます。
無月経は卵巣機能が停止しているだけで、今後回復する可能性がありますが、この状態が1年以上続くと「閉経」と見なされるようになります。
「早発閉経」は、卵巣機能が完全に止まってしまうため、その後も月経がくることはなく、そのままにしておいて卵巣機能が回復することはありません。
早発閉経になる前に、生理がこないことに気づいたらいち早く病院で診てもらいましょう。
早発閉経になりやすい人って?
早発閉経 の原因が特定できるのは1割程度。残りの9割の原因は不明です。
一方で、 早発閉経 になる人の共通点としては次のものが挙げられます。
先天的に卵巣の力が弱い
早発閉経 になる女性の多くは、10代のころから生理の回数が少なく、20~30代で生理がなくなってしまうというのが、よく見られるケースです。
そのため、もともと生理不順だった人に起こりやすいと言われています。
生活習慣などに問題は見られず、先天的なものだと考えられ、早めの治療が望まれます。
卵巣の手術や抗がん剤治療をしたことがある
卵巣の手術をしている場合や、抗がん剤治療、放射線治療などをしたことがある人は、早発閉経が起きやすくなるといわれています。
とくに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)の手術には、早発閉経を引き起こす可能性が高いと考えられています。
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