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症状と診断
良性・悪性にかかわらず、脳腫瘍が生じると頭蓋内の圧力が上がり、これによって頭痛と吐き気といった症状が引き起こされます。また、腫瘍が生じた場所によってその周辺の脳の機能が影響を受け、言葉が出ない、手足の麻痺、感覚障害、ふらつき、けいれん発作などの症状をきたします。
これらの症状は脳梗塞や脳内出血や脳の変性疾患などでも見られるものですが、いずれにせよ早期の発見と治療が大切なので、すみやかに医師に相談することが大切です。CTやMRIなどの検査によって判定されます。
良性でも楽観はできない
完治可能な良性腫瘍とはいっても、脳に生じるものなので楽観はできません。手術の際は、脳の機能を傷つけないように慎重を要します。また、腫瘍が発生した部位によっては重要な神経や血管を巻き込んでいる場合は、全摘出が難しい場合もあります。
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