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銭湯の健康効果とは
家風呂と比べた銭湯の大きな違いは、「浴槽が広くて深い」、「湯の温度が高い(家庭では38~40度、銭湯では42度が普通)」ことがあります。
大きなお風呂につかると脳内にα波が出てリラックスできる(※1)ということは、実験で立証されています。また、浴槽だけでなく浴室や脱衣所の温度も安定していて、湯冷めしにくいのも銭湯ならではの特徴です。
いきなり熱いお湯につかるのでなく、ボディーシャワーでぬるめのお湯を浴びたり、ミルク風呂など副浴槽で低温なものから入るといいでしょう。
熱いお湯には3~4分程度、数回に分けてつかると、湯あたりしません。
刺青やタトゥーをどう考えるか
時々話題になるのが、刺青やタトゥーを入れた人への対応です。法律で入浴を禁止しているのは伝染病などを持つ人だけですが、店によっては「お断り」という場合もあります。
2020年の東京五輪に向けて海外からの観光客も増え、タトゥーを入れた人もいるでしょう。
それが理由で、日本独自の「銭湯」文化を楽しんでもらえないとしたら残念なことです。
ただ一部の施設では、タトゥーにシールを張るアイデアなどが実行されるようです。
日本の銭湯を、もっと大勢の人が利用でき、納得してもらえるような新しいルールができるといいですね。
[参考・出典]
(※1)
東京都公衆浴場業生活衛生同業組合(http://www.1010.or.jp)
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