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腸内フローラのバランスが崩れる原因と影響
加齢・ストレス・過労・偏った食生活・運動不足などでバランスは変わります。
健康な人の腸内では、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割がベストバランスと言われ、善玉菌が悪玉菌を抑える形で、腸内フローラが一定のバランスを保っています。
しかし、バランスが崩れて悪玉菌が増えると、全身にさまざまな影響を引き起こします。便秘、下痢など腸の不調はもちろんのこと、腸は免疫機能の約7割を担っているため、全身の不調やがん、糖尿病をはじめとする生活習慣病、花粉症などのアレルギー症状にも関係があることがわかっています。
また、最近注目されているのが、肥満との関連。腸内細菌の違いで、太りやすい場合と太りにくい場合があることがわかっています。普段は善玉菌の働きで、適度な量にコントロールされているカロリーの吸収が、悪玉菌が増えることで過剰になっているのではないか、と考えられています。
腸内フローラのセルフチェック
何といっても指標となるのは「うんち」です。毎日便が出ない人は要注意!実際に、太りやすい人と太りにくい人の生活習慣の違いは、朝食後のトイレタイムの有無でした。
便の60%以上は腸内細菌の死骸です。黄褐色や茶色でバナナ型、無臭で水に浮く便は、腸内環境がいい証拠。便の色や形、臭いをチェックして腸内の健康状態を知りましょう。
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