(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
EDとうつ病
EDには、器質性ED、心因性ED、両方の混合型、薬剤性EDがありますが、うつ病が原因となっている場合は、どれに該当するのでしょうか?
うつ病は、何事にも意欲がなくなり、それが性欲減退にもつながるため、本来は心因性のEDと言えます。
しかし、身体的な疾患によってうつ病になっている場合、器質性EDや両方(器質性と心因性)の混合型のEDである可能性もありますし、うつ病の治療薬が原因でEDになっている場合では、薬剤性EDの可能性もあるため、うつ病の場合、一概に心因性と言い切ることはできず、どれも可能性があるということが分かっています。
心因性EDの治療法
心理療法と薬物療法があり、状況によって、両方を取りいれながら治療します。
<心理療法>
専門家のカウンセリングを受けて、アドバイスをもらいながら精神的な原因を取り除いていきます。心理療法は時間をかけてゆっくり行うことが基本です。ですから、定期的に通院し、場合によってはパートナーにも協力してもらうことが大切な治療の一環になります。
<薬物療法>
心因性EDの場合、PDE5阻害薬が効果的です。
薬の力を借りて性交が上手くいくと、その後は自信を取り戻すことができるので、やがて薬を必要としなくなる場合も多いのです。
「マスターベーションはできるのに、性交だけができない」などという場合は、心因性が疑われます。自分の周囲を振り返り、過度なストレスにさらされていないか確認してみましょう。
最近は、気軽に受診できるようなクリニックも増えています。
早めに受診してみましょう。
スポンサーリンク