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作り方はこんなに簡単!
クローブをミルサーなどで細かく粉砕し、重曹と混ぜ合わせるだけ。
混ぜ合わせたパウダーを市販のお茶パックで包み、小皿や容器に入れて、窓際や玄関、キッチンなど、家中の気になる箇所に置いておきます。
クローブは香りが強いので、重曹大さじ1杯にクローブひとつまみ程度を目安にして、香りの様子をみながら自分好みのパウダーに仕上げてください。
香りが薄くなってきたと感じたら、新しいものと交換するか、クローブの精油が手に入れば、重曹の量に合わせ、少量の精油を垂らすと香りが持続し、またしばらく使えます。
薬剤のような強力な殺虫パワーとまではいきませんが、ゴキブリが嫌がる芳香で、近寄らせないよう働きかけます。
そしてなにより、食用としても使える素材なので、万が一のときに安心です。
重曹は部屋の湿気を吸収する役目も果たします。シーズンが終わって不要になったときには、掃除剤としても使えて無駄がありません。
<ご注意ください!>
・クローブは香りが強いので、使用量にご注意ください。
・天然アロマオイル(精油)は引火の可能性があるので、取り扱いには十分注意してください。
・小さなお子様やペットのいる家庭では、手の届かない場所に吊るすなどし、誤って口に入れることのないよう、十分にご注意ください。
・天然アロマオイルは(精油)有効成分の濃縮したエッセンシャルオイルです。お子様の手の届かない冷暗所で保管し、原液が皮膚についたり、目に入らないように注意してください。
アイツを呼ばない環境づくりも
侵入させない
まずは家の隙間をチェックして、外から入ってこないようにしましょう。
ひと昔前の家に比べて、気密性が高い現代の住まいは、隙間は少ないようにも感じられますが、ほんの少しズレた窓や網戸から、また換気扇やエアコンなどからも侵入してくる可能性があります。
窓際や玄関などに嫌がる香りを漂わせ、寄せ付けないようにしたいですね。
部屋はスッキリに
床に落ちた食べ残しやカスをそのままにしない、キッチンの生ごみの処理にも注意を払うなど、こまめな清掃で餌になるものを排除することが大切です。
また、床に物を置かない、家具を最小限にするなど、なるべくスッキリさせましょう。
万が一ゴキブリに遭遇してしまったとき、部屋がゴチャゴチャしていては、すぐに隠れてしまい、捕まえられずに見失ってしまうかもしれません。
さっぱりスッキリした部屋づくりは、害虫の住みにくい環境づくりにもつながることでしょう。
<執筆者プロフィール>
磯部 尚美(いそべ・なおみ)
東京都生まれ。JAMHA認定ハーバルセラピスト。JATA認定ハーブティーソムリエ、ハーブセラピスト。日本園芸協会認定ハーブコーディネーター。植物療法を生活に取り入れ、その薬理作用を実感してハーブを学ぶ。現在三人の男児を育児中。美容や健康維持のためのハーブ療法について研究。優しく寄り添ってくれる植物との共生を感じながら「植物の癒しの力で美しく健康に」をコンセプトにしている。
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