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正しい足裏のケアは「削る」よりも「保湿」重視で
肌の角質は、いわば死んだ皮膚です。角質の古い細胞が新しい細胞に入れ替わることで、角質は自然に剥がれていきます。これを皮膚のターンオーバーといいます。
一見、不必要に思える角質ですが、乳液のような働きをもつセラミドなどの天然保湿因子を含み、肌を乾燥や外部刺激から守っています。従って、角質をすべて取り除こうとするとかえって皮膚を傷めることになります。
肌を傷つけない手入れの方法は、次の通りです。
1)入浴をして足裏の角質をやわらかくしておきます。
2)水分をふき取り、専用の軽石、またはヤスリで余分な角質を削ります。
3)保湿のためにボディクリーム、尿素クリーム、馬油などをかかとに塗ります。
乾燥はかかとのガサガサの原因になります。保湿をしっかりするだけでもガサガサ予防になります。角質を削ったあとは皮膚がダメージを受けやすいので、しっかりと保湿しておきましょう。
足裏の角質は自然に剥がれるのが理想です。手入れではそれを補うために少しだけ削るようにし、保湿によって皮膚をダメージから守るように心がけましょう。
長期間ガサガサが改善しない場合、実は水虫だったということもあります。どうしても気になるというときは、自己流でやり過ぎてしまう前に皮膚科を受診するとよいでしょう。
<参考>
足裏実態調査(フットケアラボ)
http://foot-lab.jp/findings/2012_05_24.html
酸を使ったフットケア商品で、足裏がただれて歩けない状態に!(東京くらしWEB)
http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/attention/peeling_cosmetic-130925.html
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